自分としては、そんなに恥ずかしくないDTPデータを納品してるつもりなんだが、案外とフィルム出力の現場では散々な言われようだったりして・・・。
「またあいつRGBカラーのファイル貼り込んでるよ」とか「本文組にTrueType使ってるなんて素人じゃないの」とか。
頭じゃ理解してるつもりなんだけど、100%大丈夫かと言われると自信はなし。時間がないのを言い訳にしてはいけないんだけど、土壇場でのプリフライトチェック(入稿前のデータチェック)の詰めの甘さはいかんともしがたいものがあるしなあ。ここら辺が零細企業の限界といえば限界。
これまで「人間フライトチェッカー」を自称してきたんだが、そろそろ膨大な貼り込みデータを1つずつチェックする気力・体力の衰えを感じていたところ。好機到来で今回試してみたのが『EazyFlight』というプリフライトチェック用ソフト。
販売元であるプロセス資材さんの説明によると、このEazyFlightは、QuarkXPressドキュメントをフィルム出力する現場からの要望に応え、開発を進めたとのこと。プリフライトソフトってのは、出力エラーがもろ、目に見える損失として跳ね返ってくるフィルム出力の現場からの需要の方が高いらしい。たしかに、制作側では「あ、ゴメン」で済む(?)ことでも、フィルム出力エラーの損害をかぶらされる出力側はそれじゃ済まされないものな。