HX イージーテーブルは、QuarkXPressへの「なじみ度」はかなり高いんでは。つまり、「QXを陰でお助けする」っていうXTensionらしさをわきまえており、しばらく使ってるうちにQuarkXPressが元々持ってる機能であるかのように手になじんでくる。
セル内のテキスト修正中にセル書式を変更したくなった時はCommand+ダブルクリックで設定画面を開けるし、おなじみのCommand+Option+Shiftドラッグでテーブル内のフォントサイズ・画像サイズまで同時に拡大・縮小できる。つまり、いままで覚えたショートカット達は、結構な確率で使えてしまうのだ。特殊な操作方法を覚えなくてもすぐに使えるようになるんで、拒否反応を示す人は少ないんじゃないだろうか。
一方で、特定の罫線をつかんでドラッグするのに「Shift+罫をクリック」という発見しにくいショートカットが割り当てられてたり、表全体のフレームを変えるのに上下左右を一つ一つ数値入力しなければいかん(右)といった、若干いまいちなインタフェースも残ってる。
で、強引にまとめると、このHX イージーテーブルは表組XTensionに抵抗を持ってた人(僕のような)にもお勧めできるXTensionではないでしょうか。万能とは言えないけど、いままでの苦労は確実に軽減される。何よりXTensionに『表を作らされてる』のではなく、『QXで表を作ってる』っていう操作感覚は素晴らしいと思います。ではそんなところでおしまい。
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