Virtual PC2.0 (その1) WindowsはMacで動かした方が面白いよね。 (コメント)またこんなものを買ってしまった。PowerBook/G3でWindowsしたい人には参考になるかも。
4月29日(水)
「ほとんど病気」今日は何の日だか知らないけど、休みなのでぶらぶらと池袋へ出かけた。ビックパソコン館に行って昨日発売になったらしいConnectixのVirtual PC2.0を購入。知らないうちにポイントカードが2万円以上たまってて、払った金は8千いくらで済んだので、とってもお得な気分。
インストールしようと思って面食らったのだが、自分のPowerBookのハードディスクの容量がほとんど空いてない。Win95のイメージディスクを展開するのに260MB必要らしい(考えてみりゃ当たり前だけど)。
せっせといらないアプリケーションやらをMOディスクに引き上げ、場所の確保が終わる頃にはすっかり疲れ果てていた。
インストールは何も問題なし。早速起動してみたが、まあ昔Centris650+PPCカードでSoft Windowsをさわったときに比べれば遥かに速くなってる。例えていうなら、初代カラークラシックで漢字トーク7を走らせたような感じか(わかる人にはわかるでしょう)。ちなみに、うちのMacはPowerBook1400CにインタウェアのG3カードが乗ってます。
■メモリが苦しい■
Winの環境は、800x600のハイカラー、メモリは32MB使えるように、ファインダー上で42MB割り当ててやった。PBでは64MBが上限だから他のアプリケーションと同時に立ち上げるのは苦しいかな...ベンチマークはともかく、体感速度はなかなかだと思います。 ちょっと真面目に(実は超いいかげん)ベンチマークをやってみたので報告。何かの雑誌におまけで付いてたWin版Photoshop4.0デモ版と普段使ってるMac版3.05でスピード対決をやってみた。
(テスト内容)Photoshop4.0におまけでついてるサンプルJPEG画像
「fruit」に対するフィルター処理
Virtual PC2.0
OS8.1
ぼかし(ガウス) 8秒
1秒(!)
300dpiに解像度変更 約50秒
約7秒
まあ、こんなん比べる方があほらしいのだが、やっぱりこんなもん。
LANカード経由の通信は問題なし!モデム経由は分かりません。 僕のPBにはイーサネットPCカードが刺さっているのだが、Win上から問題なくインターネットへ出て行けるかも実験。うちはMN128-SOHOを中心として小さなLANになっているが、Mac環境にはIPアドレス192.168.0.3、Win環境には192.168.0.4を割り当ててみた。
結果は大丈夫みたい。Winからでも問題なく出て行けます。ただし、同時にMac側から試すのはこわそうだったので止めといた。
ちなみに、Win側からでもそこそこのスピードは出てるみたい(Mac側からの2割減くらいか)。
Microsoftさんは、最初の95パッケージから何年待たせるつもりなんだ? VirtualPCを選んだのは、Windows95のOSR2のパッケージがそっくり同梱されてるって点が魅力だったから。ちまたの噂では、プリインストールでしか手に入らないOSR2を求めて、DOS/VユーザがVirtualPCに触手を伸ばしているとか。
こんな感じにタスクバーから解像度が変更できるようになってたり、FAT32(Macで言うとHFS+?)に対応したりといった細かな機能UPがこっそり図られてる。
で、それをどうするつもりなのかと言うと、秘密です。まさか、手持ちのPCにインストールしたりしませんって。
とりあえずは、第一印象はこんなところ。まあ、仕事に使おうと思ったら血管が切れるだろうけど、結構いい線いってる。G3の400MHzクラスのマシンが出たら、いよいよMac1本で全部足りちゃうだろうな。
(多分つづく)