Mobile GearII  WindowsCE2.0を搭載して帰ってきたモバギ!

 (コメント)結局買わなかったけど、ネット情報と店頭さわり倒しによる私見です(日記から再録)。

3月27日(金)
「ついに出た!」
おととしだったか、NECの初代モバイルギアを買ったもののほとんど使うことはなかったわたし(その前にNewtonでも同じ過ちを犯している)。

そのモバイルギアが、さらに誘惑的なスペックで帰ってきた(NECのMobileGearIIページへのリンク)。まあ、カラーモデルの方はどうでもいいとして、注目すべきはモノクロモデル。単三乾電池2本で30時間駆動ということは、ようやく初代モバイルギアに追い付いたことになる。先代はDos上で動く独自シェルだったのだが、今度はWindowsCE。 
 
初代モバギは1回だけ新幹線の中で使ったかな。あとはお座敷犬のようになってしまった。 これまでは、専用ソフトが出なくて悲しい思いをしただけに、WindowsCE搭載は大きなアドバンテージになる。16.5mmのキーピッチは、テキスト入力マシンとして合格なのは実証済みだし。さくさく動くテキストエディタ(秀丸エディタfor WinCE?)でも出た日にゃあ、即座に転んでしまうことだろう。

携帯端末は1にも2にもバッテリー持続時間。これが僕の持論。2時間も持たないリブレットもVAIOも論外なのである。

ほんとはMacOSのポータブル版が出るのを待ちたいんだけどね...ちょっと複雑な心境。
 
4月4日(土)
「八王子まで行く馬鹿」
今日は、気合を入れて練馬から八王子のムラウチ電気という大型家電ショップまで、遠出をしてしまった。出かけたのは5時くらいだったんだけど、甲州街道をチンタラ走ったのが災いして到着したのは7時半。閉店の30分間という間抜けな事態となってしまった。

そもそも明確な目的があったわけじゃないけど、一応の名目はMobileGearIIを触り倒すことにあった。残念ながらお目当てのモノクロモデルはなかったけど、カラーモデルはいじることができた。

こ、これはいけるっす。全体的な反応速度はPentium90MHzくらいは出てるみたい。最初、全部キーボード操作でやるしかないのかと思ってたら、ペンによるタッチパネル操作ができることに気付く。別にペンじゃなく、指先でのアイコンのクリック、ドラッグ操作もできるみたいで、この操作性はなかなかナイス。
でも、あの画面でフレームを切ったホームページを見るのは拷問にちかいであろう。 入ってるアプリケーションはWord、Excel、PowerPoint、InternetExplorerのポケット版が代表格。基本機能だけに絞ってあるけど、モバイルでの使用を考えればこれで十分だと思う。

モデムは内蔵で、PCカードスロット1つ、コンパクト型のフラッシュメモリカードスロットが1つ付いてる。LANカード(PCカード)を装着してイーサネットにもつなげるみたいなので、データ交換には不自由はしないかも。

何度も言うが、モノクロモデルは単三乾電池2本で30時間駆動する。ああ、どうしてこういう誘惑的な製品が世に出てくるのだろう。いつまで我慢できるだろうか...
 
4月6日(月)
「結局見送りってか」
一昨日の店頭いじりまわし以来、財布の口を半分くらい開きそうになっていたが、何とか思いを断ち切ることに成功しそう(って、そんな大層なことかね)。

さっき、NIFTYのNECフォーラムで書き込みをがーっと読んできたのだが、いろいろとアラが出ているようだ。たとえば、32KB以上のメールを受け取れないっていう仕様は、クエスチョンマークが3個くらい付く謎な仕様だと思うけど。あと、いま持ってる初代モバギより、かなりサイズが大きくなってしまっている模様。
見送りといいつつ、カシオのカシオペア(笑)は6万円代だから結構そそられる。370gくらいだって。 ま、WindowsファミリーはVer.3Xで初めて使い物になるという歴史を繰り返しているから、もうちょっと様子を見た方がいーだろう。

久しくモバイルギアの情報に触れてなかったのだが、NIFTYのフォーラムを見てると、第一世代のマシンでDosに降りる環境(もちろん有志による)が整ってきている気配。新しいのを買うくらいなら、初代モバギをDosマシンにチューンナップして、テキストエディタやらFEPやらを入れて使える環境を整えてやろうかと考えている。

大体、PB1400用のG3カードを買う羽目になるのは火を見るより明らかなんだから、余計な散財は控えなくては...
 
悲しい後日談
4月9日(木)
初代モバイルギアの電源を久しぶりに入れたら、うんともすんとも言わなかった。乾電池、副電池を入れ替えてもダメ。CEマシンに心を奪われたからすねているんだろうか。ちくしょう。

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